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機雷がなんだ! 全速前進!

SEというかプログラマというか、日々のエンジニア生活の中で体験したことなどを中心に書きためていくことにする。

[2016/9/24(土)]“俺たちの!!” XP祭り2016へ参加してきました

昨年は諸事情により参加できなかったXP祭りでしたが、今年は参加できました。

午後からの参加となったため、午前の牛尾さんの基調講演を聞くことができなくて残念でしたが、早々にスライドをUPしていただけたようなので、後程じっくりと堪能したいと思います。

 

私が最初に参加したのは、まずビブリオバトルですね。ビブリオバトルって何?って思う人もいるかと思いますので、軽く説明しておくと、ひとり5分間で自分のオススメ本をプレゼンしていき、観客(プレゼンの聞き手)の投票により、一番読みたくなった本(チャンプ本)を決めるコンペ形式のプレゼンバトルですね。私も初体験でしたが、なかなかいい感じのユルさで楽しめました。結構多くの挑戦者が入れ替わり立ち替わり参加していたので、最後まで聞けませんでしたが、今度自分もプレゼンター側で参加してみたいなと思いました。本を選ぶとするとやはり「アジャイルプラクティス」かなw

 

次は、

XP祭り2016:普通のチームメンバーがリーダーになってやったこと(三浦 伸明さん)

speakerdeck.com

経験値のあるメンバーが次々と離脱する過酷な状況の中、何の事前説明もなく突然リーダーを任された三浦さんが試行錯誤しながらチームを立て直すお話でした。本人曰く、特別なことはしていない。当たり前のことを当たり前に続けただけということでしたが、そこがキモなんだと思います。プラクティスって、すぐに試せたりするんですけど、チーム全体が効果を実感できるようになるまで続けることって、なかなか難しいことだと思います。平時でもそうなんです。これをメンバーの離脱が相次ぐ非常時に続けていくのは、小手先のテクニックでなくて、積み重ねてきた経験や信念のようなものがないと難しいことなんじゃないかと思います。

 

次は、

XP祭り2016:エンタープライズアジャイルへの挑戦と苦悩(森實 繁樹さん)

アジャイルマニフェストは、単にソフトウェア開発の開発の経典ではなく、ビジネスの経典として読んでも実にしっくりくる内容であるという話はとても興味深かったです。私もソフトウェア開発を生業にしていますが、アジャイルについて学んだことは、単に開発だけでなく、社内インフラの運用や情報セキュリティへの対応といった社内の通常業務を遂行する際、おおいに役立っています。これはアジャイルの根の部分である、このマニフェストが言わんとしていることが、ビジネスにおいて共通に大切すべきことを含んでいるからなのかもしれません。また、現場レベルだけでなく顧客の経営層が理解できる価値を創造することをテーマにして、1年(12ヶ月)を4分割した3ヶ月単位の開発クールに分けて、各クールで開発した価値を評価しながら、次クールの開発項目を調整するという進め方を実践して成果が得られたという内容は、なかなか興味深いものがありますね。上記スライドの中でも触れられていますが、今年のAgileJapan2016鈴木雄介氏が発表していた「アジャイルと言わないエンタープライズアジャイル導入」とも少し似ているなぁ…と思いながら、エンタープライズアジャイルという漠然とした考え方の中の、ひとつのプラクティスになるかも…と感じました。

 

次は、

XP祭り2016:巷にはびこる間違ったUX論へのヘイトをぶつける集い(滝川陽一さん)

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スライドは大人の事情でたぶんUPされないと思うので、撮影した写真をUPしときますね。私自身UX(User Experience)について正しい知識がなかったことを痛感しました。UXは「ユーザー体験」なので思った以上に広い領域であって、よく略語が似ているという理由からかUI(User Interface)などとごっちゃにされてしまいがちです。それがひとり歩きしてしまったことで、様々なヘイト(憎しみ)が生まれてしまったのかな?UXを専門に学んだ人からすると、許しがたいものもあるようで、全員が正しく理解するのは無理としても、もう少し多くの人が正しい認識を持たないと、この先もっとヘイトが溜まってしまうかもしれません。結構まじめに学術的な話も多く、ここで一言でUXやUXデザインについて語ることは難しいのですが、UXは「User Experience」であって「User eXtreme Interface」のことではないので、決して「すごいUI」のことではありません。これだけは覚えておいてください。スライド中でも紹介されていたUIとUXの違いについては、

『UIってUXのスゴイ版なの?』- わだちゃんが聞くよ! by インターリンク株式会社

を見ていただければ10秒くらいで分かるかなと思います。

 

次は、

XP祭り2016:国際会議 Agile 2016の風 – とある参加報告 -(伊藤 宏幸さん、川口 恭伸さん 、竹葉 美沙さん)

印象に残ったのは伊藤さんと竹葉さんの報告にあった「Blameless Culture(非難されない文化)」という言葉ですね。

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知り合いを含め、会場の多くの人も、(ツイッターでも?)「そうだよね~」っていう空気になっていたように思います(※あくまで個人の感想です)。チャレンジを謳いながら、失敗した時、問題でなく人をしこたま非難するという状況では、なかなかチャレンジし続ける文化は醸造され難くなります。もちろん、全く無責任で良いということではありませんが、問題が発生した時、真っ先に人を攻めるのではなく、まず問題と向き合うという文化で働けたら幸せですね。

 

最後は恒例の XP祭り2016:LT祭り ですね。

大いに笑い、そして、学ばせてもらいましたが、数が多すぎてここでは語りきれませんので割愛します。スンマセン…^^; 聞いてたらまた自分もLTやりたくなってきました。

 

そんな事を感じた今年のXP祭りでした。日常の溜まった疲れ(たぶんメンタルなやつ)が取れた気がします。デトックス効果抜群ですね。今年も癒しをどうもありがとうございまた。

 

<追伸>

LTに参加していた永和システムマネジメント木下さんに、たまたま持参していた愛読書アジャイルプラクティスにサインいただきました。

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どうもありがとうございます(^^)